2017-ル・マン24時間レース観戦記(その1)

最初にぶっちゃけてしまいますが、昨年後半にこの「そよ風に包まれてブログ」を復活させた理由が実はコレです。

ちょうどサイトを復活させるちょっと前に「2017年のルマン観戦をしましょうよ」って話になって、せっかく行くなら旅行記書きたいな、ってのがあったので復活させてみた訳です。

(実を言うとその前に2016年の9月頃、ワシントンに旅行に行く計画持っあって(こちらは事情により頓挫→そのうち行きたい)、その前に復活させようかと思っていたのですが、結果的にその旅行は無くなったので、復活が遅れました)

2016年の10月ぐらいから、今回同行する名古屋のお友達と計画してまして、話が具体的になったのは2017年に入ってからの事ですかね。
旅行会社に見積もりを取って貰ったりして、結構「うーむ」と思ったのは、ルマンのチケット代の事。

凄く大雑把に言うと、観戦券+指定席券、でグランドスタンドの屋根付きエリアのシートを確保できるのですが、問題はこの指定席券の価格です。

個人的希望で、ブロック17~20と言う「ピット正面のエリア」が良かったのですが、ここはACOのチケット販売サイトでも売り出し直後に完売扱いになってたんですよ。
で、旅行会社に見積もりを取って貰ったら、観戦券と指定券の合計が6万円ぐらい、と。

この6万円と言う価格そのもの大きな問題では無いんです。
決して安くはありませんけど、例えば鈴鹿のF1は、グランドスタンド席や1コーナー2階席なんかだと概ね6~7万円かかりますから、その数字自体はあり得ると思っていました。
ただ、オフィシャルのチケットセンターですと、大雑把に言うと、観戦券が9000円ぐらい。指定券は1万2000円ぐらい(場所による)と言うのが相場っぽいんですよね。17ブロックの隣の16ブロック(ここもグランドスタンド席です)とかでもおおよそその程度の値段ですから。

つまり、旅行会社経由だと3倍近い。。。

こりゃー随分ボッタクってるなぁ、って気持ちでした。

でも、問題は恐らく日本の旅行会社のせいじゃないんです。
フランスか何処かの会社が一括して17~20ブロックのチケットを買い占めて、それを切り売りしてるっぽいんですよ。ええ。(だから早い段階でACOのサイトから指定席が消えたんだと予想。もしかするとACOがそう言う契約をしてる業者に卸してるのかもしれませんね。だとしたら一般では買えない可能性が高いし)

いくつかの旅行会社の見積の価格が概ね同じなので(誤差は手数料の差だと思う)、つまり、買い占めてる大元の会社が儲けているって事ですよね。

実はあまりに高額に感じたので見積もった旅行会社の一つに「ACOだと相場はこのぐらいなんだけど、実際どのぐらい手数料取ってるのよ?」みたいなのをもう少しだけオブラートに包んで質問したことがあるんです。

そうしたところ、手数料は○○%で残りは手配会社へ支払う金額、と言う事を教えてくれました。
手配会社がいくらで仕入れているかは分からないとの事で、つまり切り売り元が相当儲かってる感じはありましたが、手配してくれた旅行会社の手数料は現実的だと思いましたので、その金額で納得する事にしました。

ブロックを変えてACOのサイトから買えば安い、と言うのは分かってるんですけど、一生に一度行くかどうかも分からないルマンを観戦するのですから、出来れば希望ブロックがいい。

そう言う訳で、色々話し合った結果、高いのを覚悟で代理店からチケットを取って貰う事に。
最初に想定した行程は概ねこんな感じです。

6/14(水)夜の飛行機で出発→6/15(木)の早朝にフランス着。パリへ車で移動してホテルへ。その日はパリ宿泊。
16日(金)パリからトゥールに移動しホテルへ。トゥールはルマンから電車で1時間ぐらいの場所。鈴鹿から名古屋ぐらいの距離?ここをキャンプ地とする!(後に誤算が発生するんだけど、この時点では良くわかってなかった)
17日(土)トゥールからルマンへ。決勝スタートは15時。観戦開始。終電近くまで見て、一旦トゥールへ。ホテル泊(仮眠に近いけど年齢と体力考えて一応寝ようと)
18日(日)朝トゥールからルマンへ。決勝ゴールまで堪能。15時。トヨタが勝ってる事を祈って!!。レース終了後、パリへ戻って宿泊。
19日(月)1日パリ観光。夜中の便で東京へ。
20日(火)夕方、東京到着。

と言ったスケジュール。乗り物の交通費とルマン観戦チケット、そしてホテルの込々料金がざっくり29万円。想定より4万円ぐらい高かったけどまぁ仕方ないかなぁ(要はチケット代が4万円高かった。あとは概ね想定の範囲)。
後は食費だよね。お土産も欲しいしチップとかもあるらしいとネットに出てたから、結局何だかんだで40万ぐらいはいるなぁ。

まぁとは言え、スケジュールが決められたのは2月後半。6月のレースにちと早い?
いやいや、ホテルやチケットの価格は変動するらしく「行くのが分かってるのであれば極力早く決めた方がいい」って事らしい。
実際、当初の見積もりされたホテルは少し迷っているうちに割とあっさり満室になって、結局別のホテルを提案されましたから。

それと私、海外は「韓国」と「台湾」しか行った事がない。英語圏もですがフランス語圏なんて当然初めてです。
まず何より「旅行用スーツケース(キャリーバッグ)」が無い。
これまでスポーツバックで事足りる日程(2泊3日が最長ですから)だったけど、流石に1週間近い(まぁホテルに泊まるのは4泊なので実質は4泊5日ですが時差の関係で4泊6日と言うかギリギリ4泊7日)事やセキュリティー面を考えてスーツケース買おうかなぁ、って。

サムソナイトとか有名ですけど、使用頻度考えるとそんなに高いのいらないです。。
といろいろ調べて、もう少しリーズナブルなスーツケース(グリフィンランドってメーカーの)を購入。
購入したのはPC7000と言うこのメーカーでは一番売れているっぽい製品。金属フレームのスーツケースで、本体はポリカーボネートとABS樹脂で出来てて軽さがウリでした(フルポリカーボネート製よりは重いけどね)。62リットル物で5.5kgだそうです。

まぁこれで大丈夫かなと。

あとねー。せっかく行くなら写真一杯撮りたいじゃないですか。
でも、持ってるメモリーカード全部合わせても128GBも無かったんですよね(64BG+16GB+8GB+8GB+8GB)。
私、全部RAWで撮る事にしてるので、全部合わせて5000枚も撮れない(64GBで約2200枚)んですよね。しかも64GBのカード以外は世代が古くて遅いので風景写真には使えても、レースで使うにはちとキツイかなぁ。

コマ速10出るカメラ(7D markIIです)なので、5000枚なんて原理的には500秒です。あっという間です。(まぁ実際押しっぱなしって事は無いんで、もっと時間はかかるけど、半日程度のレースならともかく、途中ホテル往復と仮眠するとは言え24時間レースって事を考えると恐らくは12時間以上はサーキットにいるはずですから、これで足りる気が全くしません)

そのバックアップ手段を色々考えまくりました。

最初はノートPC持って行ってコピーしようかとも考えたけど重いから却下。
ポータブルフォトストレージも高い割に性能が良くないから却下。てか、早く高性能なポータブルストレージ作ってよ。誰か。
スマホをコントローラにしてバックアップする方法も実際に実験してみたんですけど、スマホのバッテリー消費が厳しくて却下。

友達から中古で安い「Surface Pro 2」が結構な台数が出てるみたいだからこれはどう?って提案されたんですけど、それも重量的にも価格的にもちと厳しい。

どうにも、とことごとくバックアップするプランは厳しい。

一方でメモリーカードを増やすのも踏ん切りが付きませんでした。
と言うのも、私のカメラはコンパクトフラッシュ(以後CF)とSDが付いてるんですが、CFの方が約1.5倍強速いんですね。
でも、CFってもう未来の無いメディアです。
今後は高速なカードはCFastのようなシリアルインタフェースのメモリーになるはずです。
なのに、ルマンで使いたいからと言うだけでCFに投資するのは勿体ないなぁと。

速度を妥協してSDカードにするにしても何枚もカード増やしてもルマン以外使いどころが思いつかない。

しかし撮りたいものを撮れないと言うのも色々悲しいですからねぇ。せめてあと64GB。出来れば余裕を見て128GB欲しい。

結局色々散々迷った挙句、128GBの高速タイプのCFを1枚、海外パッケージで用意する事に。

保証も1年しか無くなりますし、CF自体将来性は無いメディアですから完全に無駄な投資なのですが、ルマンで使えるだけで良いのです。
事前に初期不良テストだけしておけば、1レースぐらいは耐えられるだろう。と。それでも1.6万円ぐらいかかってしまいました(汗)。
近い将来は捨てる事になるけど、ルマンには投資したと考えてます。

こうして細かい容量のCFも含め約8200枚。レース用に購入している高速型だけで7000枚ぐらいは行けるようになりました。
別スロットにSDXCを挿して、こちらはjpegを記録させる予定ですが、こちらもjpegなら8800枚ぐらいは行けるはずなので、これで全てのデータをjpegとRAWで撮れるようになりました。
SDの方が書き込み速度は遅いですが、そもそもjpegはデータ量が少ないので、カタログスペック上も容量の許す限り最速の連写が可能と言う事になっています(バッファフルが発生しない)。ですので、遅いRAWの速度のみ気にしておけばいい訳です。

こうしてカメラのメモリーはなんとかなりました。

次がカメラのバッテリー。私のカメラ。バッテリー馬鹿食いするんですよ。バッテリーグリップに2本つけて富士の6時間耐久レース撮るとほぼ空になります。予備のセットを持ってるので、無充電でも1回は交換できる訳ですが、これだと24時間レースにはちょっと心細い(前述の通り実際には24時間フルにいる訳では無いですが)。
そこで導入したのが、モバイルバッテリーから充電できる充電器。サードパーティー製ですので純正の信頼性は無いのですが、バッテリー本体は純正品ですから、過充電等のリスクは低い(保護回路とかしっかりしてるはず)と思い導入しました。

テスト的に2~3回充電してみましたが問題無く充電できるようで、これで野外でもカメラ用のバッテリーを充電できるようになりました。
モバイルバッテリーは13000mA/hの物と5400mA/hの物を1つずつ持っているので両方持ち込む予定ですが、これだけあればルマンを無電源で戦えそうですね。(実際には夜にホテルに戻ったタイミングでモバイルバッテリーとカメラのバッテリーの充電ぐらいは出来ると考えています)

これで懸念だった2つが一応の解決を見ました。

もう一点気になるのは現地の気温です。
この時期のルマンは比較的寒暖差がある。雨が降るととても寒いらしいんですよね(中継でたまに言ってます)。一方で晴れてると半袖でいいぐらい。
感覚的に摂氏12~3度ぐらいから24~5度ぐらいのレンジがある。
何着て行けばいいのよ!!!と。

まーこれは結果的にギリギリまで悩むことになりました。(そして結局いくつかのパターンで対応できるように持って行く事になり、荷物は増えました)

と言うわけで、準備編は次回に続きます。

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