トヨタモータースポーツフェスティバル2009(2009年11月22日)

この記事は、開催当時に書いた記事をもとに、加筆修正して再掲載したものです。そのつもりでご覧ください。


2009年11月22日に富士スピードウェイで開催された、トヨタモータースポーツフェスティバル2009を観戦してきました。

所謂トヨタのファン感謝デーです。

結果的に、トヨタのF1が実際に走行した最後のイベントとなっています(2016年12月現在)。

もともと、このフェスティバルの観戦チケットは、この年のF1撤退報道の発表前で、市販直前のレクサスLFAの実写が見られるとあって、むしろそちらがメインのつもりでチケットを手に入れていました。
ところが、結果的にトヨタのF1撤退が決定してしまい、まことに無念ながらF1ラストランイベントとなってしまいました。

後は天気が問題でした。あいにく朝から微妙に雨。

せっかくチケットも取ったし、トヨタF1を見られる最後かもしれないと思い、行くだけ行ってみよう、と7:00過ぎに家を出て、9:30頃現地着。

到着時は、ギリギリ傘が無くても我慢出来るぐらいの雨が降っていました。その上気温が一桁台と言う事で猛烈に寒い(汗)真冬です(汗)。
カメラのセッティングをしても、手がかじかんで、カメラ握る気力が削がれるぐらいの感じですが、まぁそこは気力でカバー。

10:30からのオープニングセレモニーでは、普段はモータースポーツ推進本部長さんが来て挨拶するらしいのですが、今回は豊田社長が来てました。で、冒頭いきなりF1撤退について謝罪してました。
結構いいスピーチだったと思います。社長がちゃんと来て今回の顛末を謝罪したのは、私の中ではかなりポイント高かったかも。
その場にいた可夢偉や鶴さん(ヤルノトゥルーリ)にもちゃんと謝っていたし。

その後は、カテゴリー毎にデモランだったり、混走でのデモランだったり、色々でした。

LFAとF1が同時に走ってる時は、さすがにF1はスゲーと思いました。
いや、10月のモータースポーツジャパンでも両方見てるんですが、あのコースはF1には小さすぎるんですよね。
ホントの本気の全開が出来る場所で聞くと、F1の音の良さが圧倒的です。
LFAの方が悪いのかと言われると、むしろそんな事はなく、LFAの音は、市販車のスポーツカーとしては非常に魅力的な音を奏でている(この辺りは、好みはあるので、全ての人が絶賛するかどうかまでは分かりませんけどね)のですが、F1は別格でした。
スーパーGTの音も、Fポンの音も、悪く無いのですが、F1はホントに別格。2台のF1マシンのサウンドは、それを聴くだけで価値があると思います。

LF-A

F1 (TF108とTF109)

雨は11:00ぐらいには上がって、そこから先は雨は全く降らず、14:00ぐらいには日差しも有るぐらいまで天候は回復してました。
確かにまだ基本的には曇ってるけど、この後降るとは思えない感じ?でした。実際最後まで降らずに終了してましたしね。
ただ、寒さだけはどうにもならない感じかしら。日差しがあっても1桁台の気温は変化無い感じかな。

で、お昼ぐらいはずっとピットエリアをぶらぶらしてました(基本的にパドックは開放されてるので)。

GAZOOレーシングのピットにはLFAのニュル参戦仕様車も止まっていました。もちろん展示車じゃなくて実走車です。

F1のピットには、ずらりと歴代F1が展示され、最新のTF109の前では可夢偉がサイン書いてたりしたし、丁度タイミング良くエンジンかけてくれて、前の日記に書いたように、エンジン音でトップガンのテーマ曲をかけてました。

正直、かっこよかった(汗

TMGの控え室!

午後もデモランが続きます。

デモランでは目的の一つ、LFAのデモランもありました。LFAはレースバージョンについてはモータースポーツジャパンで実走を見てるんですが、今回は市販バージョンも見られました。

LFAについて発見だったのは、市販バージョンも、レーシングバージョンと基本的に変わらない音を奏でるって事です。音量は多少落ちてましたが、音質はまさしくLFA。あの音が聞けるんだーと本気で思いました。
そして市販バージョンといえど速い!

その後、色々なマシンのデモが続き、最後のイベントとなるF1のラストランが始まるのですが、この時点で、本来は全プログラムが16:00前に終わるのですが、スケジュールが遅れて、ラストランが始まったのが16:00ぐらい。全プログラム終了は16:30と言う事になりました。
ラストランはヘアピンで見てたのですが、16:00過ぎると一気に日が暮れ始めるこの時期。本当に本当のラストランと言う事で、富士山麓にこだまするF1マシンの美しくも迫力のあるサウンドを聴きながら、しみじみと眺めていました。
日暮れが近づき日がかなり落ちると、ヘアピンを立ち上がって走り去っていくマシンのサウンドが、凄く寂しげに、まるで終了を悲しむかのように、泣いているように聞こえるんですね。
涙こそ流しませんでしたが、本当にいろんな事が思い出されて、かなりジーンと来てました。

夕闇迫る中、最後の数周は、カメラも構えず、その走る姿を脳裏に焼き付ける為に、肉眼で見て、耳でその音を心に刻んでいました。
知っている人は分かると思いますが、あの音は、テレビでは絶対に再現出来ません。どんなサラウンドを使おうが、どんな高級スピーカーを使おうが、再現なんて無理な、あの空気を振るわせるレーシングサウンドを肌で感じておこうと思いました。
美しく夕闇迫るサーキットに消えていくF1を見て、寒い思いをしながら来た甲斐があったと実感したシーンでした。正直、この30分の為だけに来てもいいと思いましたので。

最後のイベントを見て、帰宅の途につくのですがいきなり、御殿場までの道路が渋滞。そして東名も横浜町田まで25kmの渋滞。さらに大井松田までに事故発生。の情報が。
これだと高速に乗ったら厳しそうと判断して、さらに高速を逃げる車で246も混みそうだと判断し、東名も246も使わないで自宅まで帰るルートを選択。
無事に20:00前に地元に戻って来ました。

それにしても、当初はLFAが見たい!と期待し、実際LFAはとても良かったのですが、なにしろ最後の〆のF1が良すぎて全部持って行かれた感じでした。
今年最初で、今年最後の富士でのレーシングカー観戦は、最後のトヨタF1で締めくくりとなりました。

チームはまだ残っています。5年後、10年後とは言いません。でも私が生きているうちに、もう一度、TOYOTAとボディーに刻まれたF1マシンがサーキットを駆け抜けるシーンが見れますように。

ありがとう。そしてまた会いましょう。

(日暮れに近づく中失踪するトヨタF1のサウンドは何処までも澄み切っていました)

お疲れ様でした。

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